技術書典6に行こう!
2019年4月14日(執筆時時点では今週末)に技術書典6が開催されます!🎉
この記事では技術書典もしくは同人誌即売会に初めて一般参加*1する人向けに、僕だったらこうしますよーとか、前回実績ではこうですよーというのを紹介したいと思います。
この記事は技術書典4に行こう!を技術書典6向けに書き直したものです。
準備編
開催日時・場所を確認しよう!
あたりまえのことですが、場所と日時を確認します。
技術書典6は4月14日 11:00から、場所は池袋サンシャインシティ2F 展示ホールD(文化会館ビル2F)で開催です!もし池袋への行き方や、文化会館ビルの場所がわからない人は事前に調べておくといいでしょう。有楽町線ユーザーは東池袋駅、その他の路線の人は池袋駅が最寄り駅だと思います。
有料時間帯に行くのか無料時間帯に行くのか決めよう!
今回から一般参加が2時間だけ有料になりました。
開催時間は11時からですが、11時から13時は有料の時間帯です。欲しい本は遅い時間でも手に入るか?などを考慮して有料の時間帯に行くか、無料の時間帯に行くのかを事前に決めておきましょう。無料時間帯での参加を決めていても、雨天時は無料ですので当日技術書典の公式Twitterのチェックを欠かさないようにしましょう。
サークルをチェックしよう!
公式サイトにはサークル*2と頒布物の確認ができるサークルリストと、気になったサークルを後から振り返ることができるサークルチェックリストが用意されています。サークルチェックリストにはチェックしたサークルをサークル配置図に表示する機能もあり、当日どのブースを回ればいいのかひと目で分かるようになっています。
面倒くさいと思う方も多いと思いますが、イベント当日に不慣れな同人誌即売会で歩きながら表紙だけの情報で気にいる本を見つけるというのは結構難しいです。事前にチェックしておくことを強くおすすめします。
次の手順で気になるサークルをバシバシチェックして、当日ガンガン回りましょう。
- 技術書典公式サイトにログインする(アカウントがない場合は新規登録)
- サークルリストで気になるサークルがあったらクリックしてサークルの詳細を表示する
- 内容を確認してうおおこの頒布物ほしいぞ!ってなったら「サークルをチェックリストに追加する」ボタンを押す
- 2-3を繰り返す
- スマートフォンでサークルチェックリストを表示できる状態にしておく
公式サイトのよくある質問を確認しよう!
せっかく公式サイトを開いたのならついでによくある質問を確認しましょう。大勢の人が疑問に思うことはよくある質問に書いてあるはずですし、運営が気をつけてほしいと思っていることが書かれています。
技術書典公式のTwitterアカウントをフォローしよう!
技術書典に関するさまざまなお知らせがこのアカウントを通じて発信されます。特に当日の雨天判定などは公式アカウントでお知らせされると思うので、フォローしておきましょう。
当日以外でもさまざまな情報がアナウンスされると思うので技術書典に向けて気持ちを高めるためにも使えます。
かんたん後払いを準備しよう!
技術書典6では独自の決済方法である、かんたん後払いシステムを提供しています。
手数料が無料*3でサークル参加者にはメリットしか無いため、かんたん後払いに対応しているサークルさんはそこそこあるんじゃないかと思います。
上記ブログに書かれているとおりにアプリをダウンロードしてセットアップすれば完了です。SMS認証は今のうちに済ませておいたほうがいいでしょう。イベントが終わった後、支払いを忘れないようにしましょう。
小銭を用意しよう!
サークル参加者がお釣りを潤沢に用意することが難しいため、同人誌即売会では一般参加者は小銭を用意してお釣りが出ないようにしておくというのが一般的なようです。僕はそこまで頑張らないけどそこそこ小銭を持っていくぞ!って気持ちです。*4
その他の決済方法を準備しよう!
僕は基本的に現金を使いたくない*5のでかんたん後払いと現金払い以外の決済方法にも対応しておきたいです。
今までの準備とは違って余裕のある人はやったらいいかなーくらいの重要度です。
Kyash
KyashのQRコードを使って支払いを受けてつけているサークルを過去何度か見かけました。かんたん後払いに対応せずにKyashだけに対応しているサークルは少ないと思いますが、Kyashの残高が溢れて困る人は忘れずに準備しておきましょう。
pixiv PAY
pixiv PAYは多分同人誌即売会での利用を想定して作られた決済サービスなので、同人誌即売会である技術書典でも対応してくれてるサークルさんがありそうです。準備しておきましょう。
上記リンクからアプリをダウンロードしてPixivIDでログインすれば使えます。pixiv PAYでも事前に決済方法(クレカかPayPal)を登録しておくと当日支払うときにスムーズです。
暇だったり気持ちが高ぶったらサークルの情報を集めよう!
サークルをチェックしてどうしてもこの頒布物がほしいダー!となった場合はそのサークルさんのTwitterなどを確認してみましょう。印刷数などを公表している場合があります。もし印刷数が少ない場合は当日少し早めに行くなどの作戦を練ります。
当日編
時間を決めて会場に行こう!
ほしいものが多い場合や、ほしい頒布物の数が少ない場合は早い時間に会場に向かいましょう。ただし前述の通り11時から13時までは有料の時間帯です。
有料の時間帯に行く場合は次のことに気をつけましょう。
- 入場券の販売は当日10時から
- 列が形成される場合、入場券を買ってから並ぶ
- 13時までは再入場不可
欲しい本は特に無いしとりあえずちょっと覗いてみたいなーくらいの気持ちの人はゆっくりでも大丈夫です。売り切れのリスクはありますがそれでも十分楽しめると思います。
前回は入場列がすごく長く伸びていました。開催時間直後と有料から無料に切り替わる時間は行列を覚悟しておいたほうが良さそうです。
入場して会場を回ろう!
前回実績では運営ブースかどこかで戦利品*6を入れる袋を配っているので入手します。その後サークルチェックリストのサークル配置図をもとに目的のサークルを回ります。
会場内では人がスムーズに移動できるようにスタッフが誘導をしている場合があります。できるだけ支持に従いましょう。
頒布物を購入してみよう!
気になる頒布物をおいているサークルや、目的のサークルを見つけた場合は立ち寄ってみましょう。大抵の場合、見本誌*7と呼ばれるチラ見用の本をおいているので、一声確認してから手にとり、内容が気に入れば購入します。現金以外の決済方法に対応している場合は何かしらの方法でアピールしていると思うので机の上をジロジロみて(あるいは声をかけて)確認します。何を何部ほしいのか伝えて購入です。見本誌を見て思ったのと違ったなーと思ったら見本誌をおいてお礼を言って立ち去ります。なお見本誌のチラ見はあまり長時間行うとよく無さそう*8なのでさっと流し見くらいがいいでしょう。
下のようなやり取りになると思います。
こんなです
— わかめ@TypeScript味 (@vvakame) 2018年4月18日
🐰「見本誌見ていいですか」(省略可)
サ「どうぞ」
🐰「1部ください」(かんたん後払いの場合は QRコードで とか適当に言う)
さ「どうぞ」
やっぱいらないなーと思ったら任意のタイミングで「ありがとうございました」とか行って本置いてどっか行っていいです
もし内容が気になって、サークルの人が忙しく無さそうだったら色々と話しかけてみるのもいいと思います。
公式ファンブック(技術季報 vol.6)をチェックしよう!
技術書典楽しい!と思ったら運営ブースで頒布予定の公式ファンブックをチェックしましょう。売上が運営資金になるらしいのでスポンサーになる気持ちですね。今までの実績だと内容も普通に面白いのでオススメです。
公式ファンブックの売上は露骨に運営資金に充てられるので財布の限り購入してくれると嬉しい!!!!!!!!!(あなたのタイムラインにダイレクトPRだ。購入必須ではないけど何卒~~~)寄稿いただいてるサークルさまにも商業基準の原稿料で還元しております! https://t.co/vpPdXcm4dk
— mhidaka@技術書典 (@mhidaka) 2018年4月18日
催事スペースを確認しよう!
サークル配置図を見るとわかるのですが、出口付近に催事スペースがあります。技術書典5ではここが見本誌の立ち読みスペースになっていました。会場が混雑していて確認できなかった本や、既に売り切れていた本を確認できますし、事前にチェックしていなかった新たなホントの出会いがあるかもしれません。
今回は催事スペースで何が行われるのかわかりませんが、会場を出る前にチェックしましょう。
一通り回ったら会場を出よう!
事前にチェックしたサークルを回り、会場も一通り回ったら、戦利品をその場で確認したい気持ちをぐっとこらえて会場を出ましょう。本は結構重いですし、人の多い空間を移動すると予想より疲れるものです。一旦外で休憩してTwitterなどでみんなの反応を見てから再入場するのも楽しいと思います。ただし有料の時間帯に入場している場合、無料の時間帯まで再入場できないので注意しましょう。
戦利品を読もう!
帰って戦利品を読みます。気に入ったら感想をツイートするとサークルさんが喜ぶかもしれません。読んでうおお、自分も技術書書きたいぞ!と思ったら次回技術書典が開催されることを祈ってサークル参加の準備をしましょう。
余談ですが戦利品の写真を撮ってTwitterにアップする人が多い気がします。
今更ですが #技術書典 の戦利品です。DLコードやURLが見えちゃうものは除外して並べた pic.twitter.com/NYCyNI5bXB
— わかめ@TypeScript味 (@vvakame) 2017年4月13日
最後に
技術書典楽しみですね! 絶対にほしい本がいくつかあるのでワクワクドキドキしてます。みなさんもぜひ技術書典を楽しんでください。
*1:買う人のことを一般参加といいます
*2:同人誌などを頒布する側として同人誌即売会に出展している人たち
*3:買う側にはあまり関係ないですが、普通は売る側が手数料を取られることが多いです
*4:でも僕は宗教上の理由でコンビニで現金使いたくないので銀行に両替に行こうかな…
*5:特に同人誌即売会では何にいくら使ったのかわかりにくくなるので、できるだけ履歴の残る方法で支払いたいです
*7:デカデカと見本誌と書いてある場合もあれば、何も書いてない場合もあります。見本誌って書いてあると手に取りやすくて嬉しい…
*8:自分が気が付かないだけで見本誌のチラ見を待っている人がいたり、技術書典の通路の幅だと両側でチラ見してる人がいると交通の妨げになる可能性がありそう