参考になった料理関連本

レシピ本など料理に関する本をそれなりに買っているんですが、結局使う*1本はほんの一部だなーということに気がついたので、そのよく使う本を紹介します。

レシピ本

定食屋の定番ごはん

定番料理のよくあるレシピ集なのですが、とにかく味が自分の好みなので、気がついたらこの本からメニューを選んでいた…ということがよくあります。

特に豚のしょうが焼きはこのレシピの味が大好きで、色々試しましたが今はこの本のレシピ通りに作ることが多いです。

また、味ではないですが五目炒飯の作り方の手順がとても良く、炒飯を作るときはこの本のレシピにアレンジを加えるようにしています。

「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ

ソースをどう乳化させるか、なぜ乳化させるのかについて解説がしつこく書いてあり、非常に参考になります。乳化を理解するための本としてとても優秀です。

家庭の低温調理

低温調理のレシピ集なのですが、オライリー独特の翻訳の感じと、日本でこのレシピは通用しないでしょというものが多く、合わない人にはとことん合わないと思います。 

レシピは99個載っているのですが、これ低温調理にする必要ある?というものもあってその全てが参考になるわけではないです。

では全く参考にならないのかといえばそんなことはなく、この本冒頭の低温調理そのものの解説と、各レシピに書かれている温度と調理時間が非常に参考になります。

低温調理は食品の安全との戦いです。この本は食品安全に考慮した上でレシピを作成しているため、似たような料理を作りたいときに温度と調理時間を流用でき便利です。

といっても他の低温調理レシピ本を持っているわけではないので、他にもっといいものがあるかもしれません。

その他

Cooking for Geeks 第2版

Cooking for Geeks 第2版 ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

Cooking for Geeks 第2版 ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)

なんとなく経験で知っていた部分が、数字付きで解説されており、ああこれはこういうことだったのかと気付きが多くとても良いです。具体的にはメイラード反応についての解説や、熱によるタンパクの変質と殺菌の話はとても面白く有益です。

包丁と砥石

包丁と砥石 (柴田ブックス)

包丁と砥石 (柴田ブックス)

  • 作者:柴田書店
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 1999/10/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

私は包丁を砥石で研ぐ派なのですが、当時経験もなく研ぎ方はおろか砥石の種類すらもわかっていなかったのでこの本を読んで砥石の選び方、包丁の研ぎ方を学びました。

他の包丁研ぎの解説本は手にしたことがないので他にもっといい本があるかもしれません。

*1:その本の知識(レシピ含む)を参考にすること。